恋の序章

１
出会った時　どこからか
真っ直ぐこちらに　近づいて来て
私があなたの　名前を呼んだ

私みたいに　自分から
突然喋って　気に障ったりは
しない人だと　お見受けしました

あなたが何を　求めているのか
私はそれが　知りたい

始まった恋に　悲観はいらない
だけど心が　回り出すのよ

希望というより　驚きばかりの
どこへ向かって　いるのでしょうか

２
あの日以来　そんな気が
次の恋人は　あなたなのだと
私は覚悟を　決めてしまえず

いつもと同じ　繰り返し
前とは違うと　言ってくれるけど
あなたもいつか　愛想が尽きるわ

辛い思いは　味わいたくない
なのに誰かを　求めて

頭の中には　回転木馬が
あなたを乗せて　走りたいけど

私は意識を　保っていられず
振り落とされる　そんな不安が

運命なんて　感じないけど
私の隣に　いてほしい…

始まった恋に　悲観はいらない
だけど心が　回り出すのよ

希望というより　驚きばかりの
どこへ向かって　いるのでしょうか