私はもちろん 神ではないから
日なたぼっこ
お日さまの光につつまれて
気持ちいいい
日なたぼっこだ
青空の下 そよ風も心地好い
村の公民館の玄関の階段に座り
ドクターペッパーを頂きながら
ぽくぽくと光を浴びている
このささやかな私の平和な時間
とは別の世界で、
ある人は傷つき また
ある人は苦しんでいる。
私は、
そのある人たちを
助けてやることは
出来ない
無力な人間だ。
でもね 私が
そのある人たちへごめんなさいと謝れば
更に
そのある人たちを
傷つけ
苦しめてしまうだろう なぜなら
同情は時に
人のこころを傷つけてしまう それに
助けてやれる
なんて
思うこと自体が おごり。
そのある人たちの人生は、
私の人生ではないのだ
だから私は私の人生を生きるしかない
青空にぽっかりぽっかり雲は浮かび
光る風そよそよと吹いている
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