雪
雪に覆われた世界を
歩く
静かな世界を
歩く
足跡達は消え
誰もいなくなった世界を
歩く
雪を踏みしめる音が
かすかに聞こえ
私が残した足跡も
降り続く雪に消え
私の存在すらも
消えてしまいそうな
雪
そして 雪
雪に覆われた世界を
歩く
静かな世界を
歩く
足跡達は消え
誰もいなくなった世界を
歩く
雪を踏みしめる音が
かすかに聞こえ
私が残した足跡も
降り続く雪に消え
私の存在すらも
消えてしまいそうな
雪
そして 雪
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コメント
雪というこの詩、全体を通してからの、
私の存在すらも
消えてしまいそうな
雪
そして 雪
という終わり方に、しんしんと うなずきました。^^
ちなみに、私は豪雪地帯に住んでます。
真っ白な雪の中に埋もれて
消えてなくなってしまいそうな
儚くも切なく
けれども、どこかに希望も込められているような
しんしんと、しんしんと
素敵に心に降り積もってくる詩だなあと
感じました(≧▽≦)
@こしごえ さん、コメントありがとうございます。
今住んでいる場所は年に数回しか雪が降らないので、一面の雪というと、幼少時に山形県に行った時の記憶が目に浮かびます。身の丈を超える一面の雪に「???」とびっくりしました。
今年は雪の事故も多く報道されています。それでも春まであと少しです。^^
@雨音陽炎 さん、コメントありがとうございます。
1月に書いていつ投稿しようかと考えていた作品です。何とか雪の時期のうちに滑り込みセーフかなと。
読んでいただいて、ありがとうございます。^^
最期の二行が素敵です。ふと三好達治の詩を連想しました。
@佐藤宏 さん、コメントありがとうございます。
素敵といってもらえて、うれしいです。^^