生を 超えて

そう思った。
それを迎えられた時は
私にとって
解放である
それは
絶対的にそこに至る
絶対的な希望である
そうして
私は
それを
自然に任せる
それを過ぎた時
私の体は自然に帰る
でもね
私の魂がその時どうなるかは
わからないのです。
想像すれば
宇宙の魂と私の魂が一つになる
なんてさ
いえ
まじめにそう思う
ああ
この魂という命とこの体はこの世に一つだけ

青空のもと
一羽の鳥は一声鳴いて
飛び立った
名の無い鳥が
名の無い私を
連れて行く。
生を
超えて
重く
光る

投稿者

コメント

  1. 最終連、深いなあ。生を超える命。ぼくは魂の存在を信じているので刺さることばたちがたくさんありました。
    共感しきりです。

  2. @あまね さん ありがとうございます♪
    おお、深いですか。それは、あまねさんが、深く読んでくれた おかげです。
    うん。ああ、共感してくれて 嬉しくありがたく 貴重に思います。
    そうかあ、あまねさんも魂の存在を信じてるんだ。それも、なんだか嬉しいです。
    今までも、私は、魂のことを色々言って来たと思うけど、今回も少し言いたくてですね。まあ、文脈の流れで、そうなったんですけど。
    あまねさんだから 正直本音を言うけど、魂ってなんだか分かりません。広辞苑には、(うろ覚えですが)「魂は、肉体を離れても存在するもの。心。」とか載ってたと思う。でも、そういう辞典などで言われているようなことよりも、魂って、もっと自由だと思うんです。たしか、この間、たかぼさんが、教えてくれて、それからネット検索したら、魂(こころ)も科学で言われてきたみたいです。

    ああ、でも、魂が在るといいなあ、とは思っていて、宇宙にも魂があると思うし、今でも、宇宙の魂と私の魂はつながっているとも思って(想像して)います。

    あまねさんのこころにこの詩が響いて 嬉しい。それをこうして伝えてくれたことも嬉しいです。
    あまねさん、色々とありがとうさま♪☆^^

  3. 命は、名声などではないのだな、と、最終連目を読み、実感しました。身体を自然に任せ、魂を解放する。…難しいですが、それが生きることに繋がっていくのかな。

  4. @長谷川 忍 さん コメントをありがとうございます♪☆^^
    ああ、長谷川さんに、そう言ってもらえて、この詩を書いて、ぽえ会に出して良かったです。
    そうですねぇ。最終連を読んで、そう思ってくれたことを貴重に思います。

    「それ」を自然に任せるのですよねぇ。

    それを過ぎた時
    私の体は自然に帰る

    「それ」を過ぎた時に、体は自然に帰ります。もっと言えば、お空に行く。で骨はお墓に。
    「それ」があるから、私は「それ」に支えられて、生きていられます。そういうことです。

  5. >名の無い鳥が
    >名の無い私を
    >連れて行く。
    ここが特にツボでした。
    常に自分自身と深い対話をされているのだなと感服しました。

  6. 素晴らしい哲学で
    共感しかないです

  7. @nonya さん ありがとうございます♪
    ああ、ツボですか。
    nonyaさんが、そこをツボと言ってくれて 嬉しいです。
    常に、というワケではありません。普段、大体は、良くも悪くも 何も考えていないのと同じなんです私。。^^;でも、主に 詩を書いている時は、自己と世界に向き合います。
    ふふふ。^^

  8. @那津na2 さん コメントをありがとうございます♪
    素晴らしい哲学ですか。うむ。哲学的なことを意識して、詩を書いているワケでは無いのですが、
    那津さんにそう言われて、ああ そうなんだあ、と思いました。
    那津さんが、共感してくれたことは、ありがたく貴重に思います。^^

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