そういうふうに こんなふうに
そういうふうに
こんなふうに
吹いて
吹かれて
不はつして
消えた
さえずりに似た
曖昧で軽い
生きづらさ
飛ばされていった
心や身体の
端きれ
想像していたよりも
早かったね
そんなふうに
このようにして
終わっていくものも
あるのだと
ぼくは三月を歩いて
三月を走った
そういうふうに
こんなふうに
吹いて
吹かれて
不はつして
消えた
さえずりに似た
曖昧で軽い
生きづらさ
飛ばされていった
心や身体の
端きれ
想像していたよりも
早かったね
そんなふうに
このようにして
終わっていくものも
あるのだと
ぼくは三月を歩いて
三月を走った
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コメント
重く苦しい時間もあり、軽く飛んでいってしまう時間もあります。重くしかし楽しい時間を求めて生きているけど、知らない間に過ぎ去っている、曖昧で軽い時間が実は幸せなのかもしれません。
そういうふうに こんなふうに 生きて行く(逝く)のでしょうね。これからも。
こんな気持ちになるのが、春なんですよね。
自分の重さが分からなくなる季節
終わって欲しいのか、終わって欲しくないのか。。。
@たかぼ
たかぼさん、コメントありがとうございます。
重くしかし楽しい時間を求めて生きている、という言葉、その重さを受け止めています。かつて、医療従事者を上司に持ったことがあります。とても重い案件で行き詰まり、その上司に相談したところ、「こんな経験、誰もができるわけじゃない。たけだ、こんな時は味わうんだよ」という助言をいただきました。もうお腹いっぱいですよ、と返しましたが、何を言われるよりも心に刺さって、何を言われるよりも心が軽くなりました。
普段は酔っぱらってばかりの、酔っぱらったときは金勘定も出来ず家に帰ることもでくないような、いい加減な上司でしたが、何かあるとカッコいい上司でした。
なかぼさんのコメントでそんなことを思い出しました。
@こしごえ
こしごえさん、コメントありがとうございます。人はいつか死ぬ、それは当たり前のことで、悲しいことで、そして大切なお守りなのかもしれませんね。
@nonya
nonyaさん、コメントありがとうございます。
自分の重さが分からなくなる、いい言葉ですね、なんか凄くよくわかります。
ここ数日、寒い日が続いていますが、まもなく、一面の春、解禁ですね。