告白

罪深い私を
ゆるしてくれる
その存在に多謝であります
私はしかし
私の罪に
私の罪を
ゆるされることはない
なので私は私の罪と
生きていく
ごめんなさい
と謝ることでまた
罪を重ねる私をまた
その存在はゆるしてくれるのであった
その存在の愛に
救われた罪
これから
生きていく希望の
光が雲間から筋になってもれてきた

であるから
生きること自体で
罪といっしょに
生きていく
苦しみ 悲しむことで。

ここに私のいのちがある
私の生それが希望なんだ
そして、私は、
いいも悪いも
さまざまな存在と共に在る。
通りすぎる風に
雲は晴れてきて
青空の覗く空の下
空へ向かって私は ひとり
罪を告白していく

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