雨の後
備考欄にも雨が降った
何も書くことなく
予報は外れ続けた
学校のわたしたちは
産声をあげてからずっと
泣いてばかりだったわたしたちは
笑うことを学んだ
人の背中を見るのが
好きだから
朝の呼吸はいつしか
黙ってするようになった
雨が止んでも
生きているのだと
ただぼんやりと
信じ続けた
備考欄にも雨が降った
何も書くことなく
予報は外れ続けた
学校のわたしたちは
産声をあげてからずっと
泣いてばかりだったわたしたちは
笑うことを学んだ
人の背中を見るのが
好きだから
朝の呼吸はいつしか
黙ってするようになった
雨が止んでも
生きているのだと
ただぼんやりと
信じ続けた
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コメント
こんばんは。
いやいや、
生きているのだと
鮮烈に信じ続けてほしいです。
ありがとうございます。
詩の内容も すてきなんですが、
たもつさんは、題名の付け方も すてきですね。^^
ふと高校の授業中の風景を思い出しました。
小中高大とぼくは学校が大嫌いだったんですが、そうか、笑うことを学べなかったからなんだ!となんだかすとんと腑に落ちた感じがしました。
@たかづき しの
たかづきしのさん、コメントありがとうございます。わたしたちは明日も生きてる、なんて無邪気に信じているだけなのかもしれませんね。
@こしごえ
こしごえさん、コメントありがとうございます。むしろ自分は題名のつけ方、下手かな、なんて思っていたので、褒めていただけたこと感謝です。
@たかぼ
たかぼさん、コメントありがとうございます。高校の授業中は早弁しているか、寝ているかくらいしか記憶ないなあ、、、当然テストは赤点の大行進でした。数学で7点とったのも今では良い思い出です。
@あまね
あまねさん、コメントありがとうございます。上手な笑い方を教えようとする学校は苦痛だったな、、、その一方で、世界でひとつだけの花、みたいな世界観も品質管理みたいで苦手なのだけれど。