きみの孤独
俺は恋をした
あいつは
誰も愛さないって
震える指で震える喉で
開いたドアから消えていった
尾をひくあいつの悲しみ
とうめいな群集が涙に変わる
俺は今までなにをしてきたんだ
肩が震える
愛で
固められた世界で
苦しい人間がいるなんて
なんにも知らず
笑って来た 俺は
ほら
ひとりぼっちマジョリティ
街中の壁からそこの大理石から
愛が襲ってくるような警鐘
切断られた手首から切断られた心から
彼を掴もうとする
警鐘(メロディ)
俺は恋をした
あいつは
誰も愛さないって
優しだけを残したまま
開いたドアから消えてった
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