エロス

エロス

君自身は配達されたキャベツだと言う。どこから見ても、邪宗のための口紅で茎を縦に割る。厄介な死体の解剖から、頭の中心へとねじりこんで、スマトラの抑制された報道官へと、論理のしかたなくカラフルに波打つカマンベールの虐げられている。エロスである兌換紙幣の乳首である声色の試されようとする。抑揚の最前列ではオオアリクイが耳をほじくりたし。最新兵器でココナッツを割りたい時には、リャマの背に乗せられたミルクの甕のひしひしと生活する。時間に似ている志布志湾には、奉天からの憎しみが粉々にかき乱されて。翼賛会は甘茶でもてなすと言う。畳屋の乾いた会話形式のそのひじが押し当てて自らにロケットを回収する。繰り返して〈邪宗門〉のリンゴ飴に機体の内部にも応答する。ランダムな頭が切り取られてシャープな思考に改竄のありがたみがあぶり出される。台湾有事の際には君自身のキャベツが畑から内密機関に提供される。それは写真家の室内に女が裸で待つ時間である。ストーブはさらに港の見張り番から〈テナガザル〉へと液体的にしぼられて行く。情実のさかしらの無駄足のねじりこまれて、わたしのカムチャッカ半島にレタスの畑であいましょう。藍色のくだものは眉間のしぼられたレモンの酸っぱくて今にして深刻な事情の白波となる。匕首のかきおとす、ひだまりの大磯地帯に、君の言葉でしんなりとする。この別離のカニシカ王は役割の意味と知る。ただわかれていく炭俵の昏睡の裸体へと軽くなりつつ、君の声からジャバラの声がするだろう。声がしだいに壊れて行くのはつまりは住所は剥落する天の位置情報である。エロスのくちばしにたまゆらの谷間に変更されたビバルディが明るい。死者からのエロスが土塀の穴から、覗き見るこの兵舎の困惑と語られて。シンボリックな天体が命らしく我々の町には死亡通知として送られて来る。

投稿者

岡山県

コメント

  1. こんばんは。
    この詩は、じっくりと何度も拝読したいです。

    ありがとうございます。

  2. こんばんは。
    「エロス」。
    濃密でねっとりとした時間に「レクイエム」の哀しさが交じり、「解放」でフィニッシュ。
    なるほど、納得です。
    ありがとうございます。

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