即興/春
朝明けの街に
小さな声で歌がひびく
光の粒がきらめくみたいな
南の風が古い季節を刈り取っていく
たくさんの命と一緒に
泣き声はきこえない
空からはどう見えているんだろう
このささやかで
ちっぽけなぼくのこと
花びらがひとつ
ふわりと落ちて
何回目か
数えるのをあきらめた
朝明けの街に
小さな声で歌がひびく
光の粒がきらめくみたいな
南の風が古い季節を刈り取っていく
たくさんの命と一緒に
泣き声はきこえない
空からはどう見えているんだろう
このささやかで
ちっぽけなぼくのこと
花びらがひとつ
ふわりと落ちて
何回目か
数えるのをあきらめた
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コメント
優しくて、切なくて。春の情感がうまく出ている詩だなあ、と感じます♪☆^^
春って爽やかさとか新しい希望とか、ついそういう視点で描きそうだけど、切なさとか失われたものへの寂しさみたいなのが浮き出てくるのは新鮮でした!
数えるのをあきらめた、ことよりも、今まで数えていた、ということがとても切なく感じられました。それは祈りにも似ていて。
@こしごえ
さん
ありがとうございます♪
3月も終わりますね。そちらの雪も早く融けますように。
@トノモトショウ
さん
実体験としては新しいクラスやら何やらに馴染めず、春はたいてい辛い思いをしました。能天気な時期だけど、どこか疎外感というか。ひねくれ者なのかもね。
@たけだたもつ
さん
ありがとうございます。何を数えていたのかも忘れてしまうような体たらくになってきました。でも、祈り。そうかもしれません。