右耳の孤独
左耳をなでた風
君が笛を吹くおと
だれのを一生懸命探していたのか
この頭のなかにある思想が
どんなものか
あなただけに 話そうか
飲み物どうしが擦れる音
右耳をもてあましてる
人の考えを考え過ぎてしまうよ
複雜な僕たちのことをね
あんまり考えすぎてもね
ビュービューふいていく風たちよ
汎ゆる思想が空に蹴っ飛ばされて
ビュービューふいていく風たちよ
どうしよわかりあえないままでも
いいかな だって
また新しい人に
またきっといつか
巡り会える
窓ガラスに指で書いた
メッセージため息
どこにも投稿できない言葉を
本音というのだろう
左耳をなでた風
自分のこういう癖にも
なれましたがまだ恥ずかしい
あらそう声が聴こえている
窓をバタンと閉めて
残酷なことをしただって心曇り
レコードを全開にして
君に聞きたいことがあるけど
君の声で聞きたいことだから
会いにゆく
ビュービューふいていく風たちよ
汎ゆる思想が空に蹴っ飛ばされて
ビュービューふいていく風たちよ
どうしよわかりあえないままでいい
コメント
こんにちは。
ヨダカさんは会えるのですね。
私は会えないので、
とても羨ましいです。
@たかづき しの
こんにちは。言葉は誤解を生むから恐いですが多くの詩たちにまた会いに来て下さい。私は孤独です。だから詩に甘えている。もっと書きたくなる。
了解です。
また素敵な詩を読ませて下さい。