至るわたし
「あ、雨がふってる ここに」
正気のときは誰かを食べたいくらいの気分
そうじゃなくなった刻には食べられたい気持ちになるんだよ
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あらがいようのない証拠(エビデンス)が露わになった時
もうすでに逆らう余地もないのだと知る。
まるでそれは刃物に「切るな」と願うくらい
「切ない」ことだと僕は思った。
こんなちっぽけな人間が一体何を社会にしてやれるというの?
偉そうなことをなんぼ語っても話しても
結局 行動に移すことが出来ないためにヒドイ欲求不満を持ち歩くハメになっている
一番いいことは
誰も助けられるなんて思いあがらないことだ
「宇宙を仰ぐ僕の瞳はどうしようもなく揺れ動き痛くて痛くて堪らない。」
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いいとは言えない状態の中で一月(ひとつき)がまた過ぎた
もしも僕があなたを堪らえようなく好きになってしまっても
それは倫理と法律とモラルの中で黙される。
だいたい
「みんな同じ様に同じよな人を好きになるなんて乱暴な理屈だよ」
スライス スライス 果物の城
ゴサゴサ触れる 籠がちくちくする
でも、エビデンスがあるんだろう
なんか ”そういう” 証拠
マイノリティマイノリティ特殊ななんちゃらら 末尾には必ず「なんかちょっと怖いですね」を帯にする
「つるつるしたとこだけ理解しようとしてる貴方」
つるつるになろうか
なら
つるつるになろうか
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良いんだ仕方ない
これが口癖になってる僕はもうとうっくに飼いならされている。
今更なに反抗してんだヘンジン
「凄く優しい言葉で、瞳の前の女がニヤリ微笑った」
彼女の中にほんとうの慈雨があるかどうかなんて
なぜわかる
白衣を着ていりゃみんな優しく見えるし
あなたをわかりますよという
学びから得たエビデンス?
柔らかくて傷いよ とっても。
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通信の中にあなたがいる
通信の中にあなたがいる
通信の中にあなたが
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桜が開花しているらしい
貴方に会いたいと思っていいか?
何でも同意を求めるよ
それが”正しく在る” ための未来なんだって
来ないだ
誰かが僕に欲求不満だっていいやがったが
そりゃそうなんだ
一度だって満たされ切ったことなんてないんだから
口を開けて街を練り歩いてるよ
「何時でもなにもかもを吸い込めるように」
丸で化物みたいじゃないかそれ
どうしようもないんだ
どうしようもなく惨めなんだ
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額(おでこ)に張りついた汗が涎みたいで気持ちが悪い。
もしも僕があなたを堪らえようなく好きになってしまっても
財力と顔力と体付きの中で淘汰される
これを夢だと理解ってここに書こう
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「あ、雨がふってる ここに」
凄く優しい言葉で、瞳の前の女がふんわり微笑った
ふんわり唇が触れた、ふんわり指が離れた
ふんわり指が触れた、ふんわり唇が離れた
情で良くなることばかりじゃない
「ええ」
情でしか良くならないこともある
「ええ」
それを信じたいのが人間だった
流れ出すものが堪えきれるものか
おしっこのようなものなのか
選んで、作り笑いすることなのか
頻度も分野もわからない
そっと呟くのには疲れた
そっと呟くのには疲れた
不満もあるけれど、恐ろしいのだ
コメント
私の口癖は
“ありがとうございます”“面白い”
あなたが堪らなく、いとおしい。
@たかづき しの
こんにちはお嬢さま。
ちょっとログインできなくなりましたのでこちらより。
なるほど
なかなか情熱的な口癖です。
堪らないってのはあふれる感情の表現としてはよいものです。