089

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咲いて
散る

それしか
人は見ていない

散って
生きる

そのことを
人は見ていない

愛でて
酔って
呆けて
憐れんだら

人は春を忘れて

葉桜の下を
爽やかに
彷徨うのだろう

投稿者

東京都

コメント

  1. 東京は、もう葉桜になり始めていますね。
    咲いて/散る
    散って/生きる
    私は、今、どこを彷徨っているのだろう。

  2. 地に足をつけて、生きる。そんな言葉が浮かびました。見上げるのもいいのですが、足元にも注目していきたいです。

  3. 咲いて散って、それでも生きていくことがすごく現実的ですね。
    泣きながらでもご飯は食べるような、理屈じゃない前向きなパワーを感じます。
    だからこそ、無条件に奮い立たされるし勇気づけられる気持ちになるのかな、なんて思いました。

  4. @長谷川 忍 さん
    >コメントありがとうございます
    咲いたり散ったりしながら
    人は彷徨い続けるのかもしれませんね。
    散歩上手の長谷川さんなら
    何処を彷徨うにしても絵になるんだろうなあ。

  5. @ぺけねこ さん
    >コメントありがとうございます
    私はいくぶん猫背なものですから
    どうしても足元に視線がいってしまいます。
    たまに面白い発見もあるのですが
    つい「現実」に頭をぶつけてしまうことも多いです(笑)

  6. @ザイチ さん
    >コメントありがとうございます
    「自然」に想いを重ねたり寄せたりするのは人の常ですが
    一旦酔いが醒めてしまえば、人はその想いをすぐに忘れてしまいます。
    人は勝手に想い、「自然」は勝手に生きながら
    これからも共存していくのでしょうね。
    この地球が壊れない限り。

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