この命を思えば

どの道絶対に死ねる
と分かってから
私の
大きな絶望は失われて久しい
とはいえ
小さな絶望は時々まだ
起こるのだ
小さく小さく
起こるのだ

なつかしいなあ
東京の下北沢
そこで求めた
円いちゃぶ台と濃紫のローデスクは
私の自室に在るのですが
あの頃の絶望の影は
どこにもこれらの物には付いていない
あの頃の絶望の影は
きれいさっぱり
思い出になって
こころのここに在る

楽しめよ
私は
さまざまな人や物事に
さまざまに支えられているのだから
大丈夫

自分に都合のいいこと
ばかりではない
けれど
自分に都合の悪いこと
ばかりでもない

ああ有り難いことには変わりないのだ

投稿者

コメント

  1. 下北沢で求めたちゃぶ台。
    私は吉祥寺の質屋でちゃぶ台を求めたことがあるのです。
    ああ有難いことです!

  2. @あぶくも さん ありがとうございます♪
    おお、一緒ですねぇ♪☆^^
    あぶくもさんは、吉祥寺の質屋さんで、求めたんですね。私の場合は、下北沢の雑貨屋さんでちゃぶ台もローテーブルも求めたんだと思います。ちゃぶ台と机は、それぞれちがう雑貨屋でした。

    うん。ああ有り難いです!^^

コメントするためには、 ログイン してください。