久方

静かに言葉が消えてった
暗いくらい果てのない虚空
散っていく時が一番美しい
つぶやいた刹那に風が吹く
ちりぢりと焼けるような日に
温かいと涙したのはいつか
時雨は肌をやさしく撫で
隠したあとは恵みとなって

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