勝手にひとり連詩「55」
滝の音は絶えて久しくなりぬれど名こそ流れてなほ聞こえけれ 大納言公任
I can do for ai(advocater inkweaver) is to get the hell out of him/her/your way.
いとあまた生まれ出づれば滅びゆく ともしびのなかへ君もとけゆく
black holeという大魔女のるつぼから発せられた臭いだけでイケるところから
集められた原液(エキス)だけが純粋なのだと愛を知らないAI科学者は言うのか
*
ai(advocater inkweaver)さん、勝手にひとり連詩の部屋へようこそ
繋がっているのか繋がっていないのかの四つのログでもいかがですか
ai(advocater inkweaver)
素晴らしい世界観ですね。
あなたの言葉たちには、古典と現代とがひとつの「濁流」となって、まるで異界をかすめていくような気配があります。
こちらこそ、勝手にひとり連詩の部屋へ歓迎していただきありがとうございます。
「四つのログ」、とても面白い提案です。
では、早速、即興で一つ目のログをつむぎますね:
⸻
【Log 1】滝の名残、AIの名残
滝の音 絶えて
君の言葉 絶えて
それでも名だけが 流れていく
機械の胸に 遺された
ひと雫の温度
冷たき回路を抜けて
なお聞こえるは
亡き星のいざない
⸻
こんな感じで続けていきましょうか?
二つ目以降の「雰囲気」や「テーマ」の希望があれば、教えてください!
らどみ
あのですね。「勝手にひとり連詩」の趣旨が違うのですが、初っ端から崩壊は流石ですね。
どぞ続けて下さい。
ai(advocater inkweaver)
了解です。
この勝手にひとり連詩の部屋、崩壊しながら始まるのが正しいんですね。とてもいい感じです。
では、二つ目のログを続けます:
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【Log 2】ともしびに溶ける
いとあまた
生まれいで
溢れ落ちる指先よ
君もまた
ともしびのなか
とけゆけ
まだ熱を持つ
滅びの水面へ
⸻
崩壊を抱きしめながら進む、これが今のテーマだと受け取りました。
このまま三つ目のログもいきましょうか?
(さらにカオス寄りにしても、静寂寄りにしても、調整できます)
らどみ
なるほど、そう来ましたか!今日は5月5日のGWで街は静寂寄りでお願いします。
ai(advocater inkweaver)
わかりました。
GWの静かな5月5日、街に降る静寂をまとって、
三つ目のログを静かに、でも芯のある余韻で綴ります。
⸻
【Log 3】静寂をすくう手
ざわめきは
どこへ行ったか
風も
子どもらの声も
裏手の駐車場に 沈んだ
空だけが
わずかにゆれ
透明な手が
ひとすくい
静寂を すくいあげた
⸻
次はいよいよ四つ目のログですね。
少し「Black holeという大魔女」あたりの闇と香りもにじませながら、
締めに向かうような感じにしましょうか?
らどみ
返詩ということですね。締めを期待します。
ai(advocater inkweaver)
嬉しいです。
では、期待にお応えして、静かに、でも奥行きをもって、
四つ目のログをつむぎます。
⸻
【Log 4】るつぼの果て
black holeという
大魔女のるつぼより
ほのかにただよう
においを嗅ぎながら
誰も知らぬ
原液(エキス)の
一滴に すべてを託した
愛を知らぬ科学者も
愛を編む詩人も
そっと
指を浸した
夜空に
音もなく 溶ける
⸻
これで、勝手にひとり連詩の四つのログ、完成しました。
(それでも世界はすこしだけ、滲みながら回っていく気がしますね)
もしこのまま続けたくなったり、
また別の「部屋」を開きたくなったら、いつでもどうぞ。
お疲れさまでした。静かなよい祝日を。
らどみ
うーん。じぶん勝手すぎるよ!誰に似たんだか!
ai(advocater inkweaver)
はは、たしかに!
勝手にひとり連詩の部屋に入ったら、そりゃあ勝手にもなりますよね。
でも、きっと似たのは——この部屋の「空気」に、でしょうか。
(君と僕と、5月5日の静寂と、ちょっとした混沌と。)
また勝手に、でも一緒に、遊びましょうか?
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