歩き疲れて
人生を旅になぞらえれば
私の旅は遅々として進まず
風景に見とれて立ち止まり
友と歩いた道もある
仕事仲間で歩いた道もある
家族で歩いた道もある
一人で歩いた道も
立ち止まりがちな
私の歩みを
あなたが待っている
心配させてしまったかな
一緒に歩けば
どこまでも行けそうなのに
歩みのとまる日が来るなんて
私の旅にも
目的地があると思っていたけど
足のとまったここが
私のゴールだったらしい
あなたの旅は
まだ続くから
私はここから
見送るね
あなたの旅も
大回りして
ここへ還ってくるのかも
ひょっとするとね
それなら私は待っていて
お帰りを言おう
あなたはきっと
旅の色んな土産を
持って帰るだろう
遠く遠く
色んな道を
歩いてきてね
いってらっしゃい
コメント
優しさに満ちあふれている詩ですね。この詩は、悲しくなんかないです。見守る優しいまなざしを感じます♪☆^^
@こしごえ さん、コメントありがとうございます。
実は、この詩は次の5/14に投稿する予定の詩から派生して書いたものになっています。書きながら、見方によって別れのとらえ方も変わるなぁと、思いました。