別れ

校舎の裏で 桜をただ見つめていたんだ
何も考えていないマネキンのよう
彼が離れることは知っていたさ
でも時が経つのが怖くって
目を背け続けた

元々こういう運命なのさ
そう思って
納得できるほど
私は軽くないのよ

あの時
未来を話すのが怖かったの
必死に逸らして
今を生きてきた
でもこれじゃダメだったんだね

投稿者

広島県

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