『真理、神的なるものへの箴言、或いはリヴァイアサンの正体と新しき世界へ向けて』
・真理というリヴァイアサンに、或いは神という存在に理知的証明を試みる愚かさよ。
・唯一無二の真理への探索、各々の哲学者によって引き継がれてきた系譜、これこそが宗教だ。
・唯一無二の存在を実存させるべく、全ての価値観を構築、強制させる、これこそ破壊だ。
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・斯くあるべきである、といった信念が人間を汚染し、本来の善性を妨げた、ここは人形劇場だ。
・視点はそこではない、真理や存在は命題ではない、人間と人間たちこそ、解かねば、依然として未解決の命題に他ならない。
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・結論から述べる、人間と人間たちとは意志する存在である。
・人間の意志こそ、人間である源である。
・真理を求める意志、存在を解き明かそうとする意志こそ人間の本体である。
・ここに全てがあり、ここ以外に人間を求めてはいけない。
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・ならば人間と人間たちとはどうか、同一ではない、人間たちとは、非人間、二元論のもう片方。
・人間は意志である、人間たちは無意識・無気力の具現化である、これが私たちの全てだ。
・人間たちとは、意志を放棄した、無意識・無気力の人間たちの集合体に他ならない。
・そこに、本来の備える人間の善性は消え失せ、ただ、人間たちの私利私欲が意思となる。
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・私たち自身に悪性が付加されている訳でない。
・意志ある人間の集団は善性のままの人間たちである。そこには確固とした善性に生きる力を見ることが出来る。
・私たちの最大の問題は、人間たちの人間意志の喪失、組織、集団意思の芽生えにある。
・リヴァイアサンは私たちの姿であり、神という存在は、人間の意志を、意思に矮小化させるシステムだ。
・アカデミックに累積され諸哲学は、過去は、今こそ放り投げる、或いは梯子を外さなければならない。
・人間の意志こそ、新しき世界をもたらす。
・人間は自らの意志により、それぞれの神となれる存在である。
コメント
リヴァイアサンはファイナルファンタジー5に出てきた召喚?殆どわからないですが興味深いです。最後は、人間は自分で自分の神を存在させられることができる、すると集団も善いものになるということですね!
@花巻まりか
さん
コメントありがとうございます。
FFシリーズ、よく遊びました。私もモンスターの知識ってゲーム由来が多いですね。
善性の集団、厳密には集団意思ではなく、個人の意志が尊重させれる、人間の集団のイメージです。
@花巻まりか
さん
わかりやすく言えば、スーパーヒーローの集団ですね。
それぞれの尊厳が守れている。集団意識、集団意思の強制もされない。
それぞれの意志で行動する。
そこにはリーダーへの共感もあれば反発もある。
それで良いんじゃないかと思いました。