私の履歴書
〈生活と哲学〉
・私は中庸を得ている。
・職を得て、妻子を養い、一般市民として生活している。
・私は哲学を学んでいる。
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〈自立と孤独〉
・儒学を根本、ストア哲学からニーチェまで、学ぶ、実践する、省みる、改める喜びがある。
・私は誰にも依存していない。
・孤独を好むが、家族を大切に思い、友人たちとの交流も楽しんでいる。
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〈音楽と仕事〉
・私は音楽を聴くのを好む。
・ベートーヴェン、ピアノソナタ全集をこよなく愛し、一生聴き続けるだろう。
・私は仕事に情熱をかけ、自分自身を育て、仕事に自信を持っている。
・チームワークの大切さ、協調と自己主張、感謝の気持ち、公共への奉仕に誇りを抱いている。
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〈信仰と倫理〉
・私は無宗教という信仰を得ている。
・歎異抄に深く傾倒し、般若心経を繰り返し唱える、ご先祖に厚い感謝を抱いている。
・私は規律・規範を論語と孟子に学び、礼を修め、日常生活に動揺することが少ない。
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〈理想と現実の自覚〉
・忠恕、自らを誠にして人を思いやる、これは言葉ではなく実践せなばならない。
・つまるところ、私はこのような人間になりたいと思い、今、そうなっている。
・一方で、私は病弱であり、貧乏であり、偽善者、且つ卑怯者で、人生の大切な場で怒りに任せて度々猪突猛進をしてきた。
・直近は、下手な詩を捻ることを新たな趣味とし、家族や友人たちに読ませ、褒めて貰うことを前提に、褒めて貰うことが大好きな人間である。
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〈自己批判・ユーモア〉
・人生色々ある、という事実を認め、ユーモアこそ人間の一番の美徳であるとの結論に至る。
・人を笑わせることがユーモアではない、どんな悲惨な状況でも、何処かに面白味を抱くこと、常に自分を失わない、このまま生を終えようが、ユーモアの一つくらいは残せる余裕が必要だ。
・私自身は私を、全く面白味のない人間だと認識している、気の利いたジョークなど浮かはず、無愛想、反骨、柄の悪い風貌。
・そして私は人間嫌いである。
・人間でありながら、人間を嫌う、人間の集団意識を特に嫌う、天の邪鬼ではない、私ほどの正直者は中々いない、と、この面では自画自賛を憚りはしない。
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〈家族・人間関係〉
・最後に、妻に頭が上がらない、尻に引かれている事実は否定しがたい、本気で怒ればこっちの勝ちと思わせられながらも、結局は常に尻に引かれている。
・子には理解を示し良き友人関係にある、と私自身は思っているが、どうも子は、そう思っていない気がする態度、言動をひしひしと感じる今日このごろ、子離れが出来ない親バカである。
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〈総括〉
・以上が私自身が思う私の鏡像である。
・私以外の人間が私を見て・知って思うことと異なるかも知れない、しかし私にとって、どうでも良いことである。
・私は私であると自覚し、その自覚により自立している。從って、他人の見かた・思いは、私が必要であると判断しない限り、私に影響を与えるものではない。私は私であり、私であることを、常に完成させ続けたいと、真摯に思い・行う一人の人間である。
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