小屋
白髪のホームレスの女性は
子供みたいな
まんまるの瞳をしてた
怯えているのに
にこにこ
笑うから
腹が立って
殴りたくなった
っていうのは嘘で
私の金髪をみて
きれいねえ、と
やっぱり子供みたいに笑っている
爪の伸びきった
その女の指が
無邪気に
臆病に
私の髪を触ろうとした時
私は逃げた
怖くて怖くて走って逃げた
振り返らずに
ごめんなさいごめんなさい
傷だらけの
まんまるの瞳ふたつ
あの場所に
置いてった
白髪のホームレスの女性は
子供みたいな
まんまるの瞳をしてた
怯えているのに
にこにこ
笑うから
腹が立って
殴りたくなった
っていうのは嘘で
私の金髪をみて
きれいねえ、と
やっぱり子供みたいに笑っている
爪の伸びきった
その女の指が
無邪気に
臆病に
私の髪を触ろうとした時
私は逃げた
怖くて怖くて走って逃げた
振り返らずに
ごめんなさいごめんなさい
傷だらけの
まんまるの瞳ふたつ
あの場所に
置いてった
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コメント
あ”ーそーゆー人等ってお目目まあるいんだわねーそれか黒目大きくて窪んでいるか…日陰にいるわけでもないのに真っ黒なんだよねー(作品読んで、やられちゃったなーと嫉妬しちゃいましたよ!少しだけね)
@三明十種
私はあなたを攻撃しないからしないでくださいって、にこにこ笑うんだ。切ないよね。婆さんは私を信じたのに。信じるから信じてって手を伸ばして。信じるふりもできなくて、天使になりたくてくるんくるんにした金髪だったから燃やした方がいいね。