かけがえのない日々

俺はもう君に
手を差し伸べる事が
出来ない

痛みは俺たちを貫いたまま
体中をぐるぐると回っていた
いつ終わるのか
わからない夜の中で

繋いだ手を離し
沢山の夢と未来が削られ
寄る返も無い
子供の様な気持ちは
君を孤独な夜へと
きっと誘った事だろう

輝いた星達の下で
二人で眠る事も無く
ずっと星を見ていた
俺はその下を
鳥の様に飛びたかった

俺たちは 今まで
いろんな事を間違い
何を学んだのだろう?

きっと何も学ばない事を
二人で学んだのかもしれない
そんな夜が俺達を幾夜と包み込み

俺は今、
一人ぼっちのお前に
言ってみたい

間違ったまま
こんな遠くまで来れた
俺たちは きっと
間違いじゃなかっただろ?

俺はまだ 素晴らしい明日を探している
俺は一人でも 素晴らしい明日を探している
君も一人でも 素晴らしい明日を探している

かけがえのない日々は
俺たちを連れて行く
魂が帰る輝きの場所まで

投稿者

東京都

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