美しさは手に届かない

ラムネの中にあるビー玉ほど、
欲しくて欲しくてたまらなくて、
瓶をかしゃりと砕いて。
あたたかい太陽の光を屈折させて虹色を生み出した時、たぶん私は迷わず死ねる。
たとえとかじゃなくて、本当に。
それだけ虹色は儚くて人生の全てだということ。

7色しか認識できないひとの目と、
紫外線が視える虫の目と。
きっとお互いわかり合えない世界だと思う。
視覚がほぼすべてだって、だれかが云ってたじゃないですか。

投稿者

静岡県

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

コメントするためには、 ログイン してください。