次のバス停で待ってる。

1時間に2本しか来ないバスが目の後ろで通り過ぎる。
バス停には誰もいなかったから、何事も無かったかのようにまたのご利用をお待ちしておりますとドップラー効果でいやに歪んだアナウンスが鳴り響く。
現実に取り残された私に、夢を見る資格なんて無くて、ただひたすらに時計の進み具合を画面の左上で感じていたい。
次は必ず乗るからね。

投稿者

静岡県

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