
熱のその先には
周りのひとからの熱すぎる視線に耐えられなくて、わたしは仮面をつけることにした。
それでも熱は光の収束をして顔に火がつき始める。
わたしは本能的にこのままではわたしでいられなくなると恐怖して、新しい仮面をひとつ、手に取った。
またひとつ、またひとつ。
いつのまにか部屋には笑顔ばかりが散らかってしまって、もう二度と素顔を見せられないなと苦い気持ちがして
笑顔になった。
周りのひとからの熱すぎる視線に耐えられなくて、わたしは仮面をつけることにした。
それでも熱は光の収束をして顔に火がつき始める。
わたしは本能的にこのままではわたしでいられなくなると恐怖して、新しい仮面をひとつ、手に取った。
またひとつ、またひとつ。
いつのまにか部屋には笑顔ばかりが散らかってしまって、もう二度と素顔を見せられないなと苦い気持ちがして
笑顔になった。
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コメント
どうしようもなくなって、仮面を次から次へと付けていく。それらはみんな笑顔というところに、この詩の話者(もしくは、作者)ののっぴきならない思いを感じます。
それでも、この詩の最終行でも笑顔になった、という点に、生きるための本能をこの詩から感じます。
その笑顔の力が、すてきに作用することを思います♪☆^^
@こしごえ
こしごえさん
コメントありがとうございます!
笑顔でないとやってけないよ、それってとても残酷。というわりと王道な詩をしたためてみました!