枯葉のひとみで

枯葉が僕の瞳を蹴るのです。
きっといま夏だとおもいます。
かなしみを搾ったときは胸をぬらす
指を擦りよせ 痛みが走ります

枯葉が好きに、笑います。
きみが僕の瞳を蹴るのです。
かなしみを搾ったときのように、酸っぱく心が時めいた
いまは夏だと思います。

指を擦りよせ 痛みがとおります。

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