たぶろー

たぶろー

ゆさぶられて、にげこむ先には、たぶろーがある。
たぶろーは、たぶん知られないままに。
こわくいろのアメンホテプであろうか。
じゃすみんからの報告である。
袖からすみやかなはなびである。
あらびあごむの木が羊かいにおうとうする。
まるくして、まるくーつくして、オウモンにたどりつく。
これはこの、いくつもの地雷であるもの。
やぶれがさの廃屋の、のがれきしもの。
ハルクはしみんけんをえたりと言う。
ゆぶねされて、あたたかく、有人衛星である。
ききしにまさる、あいだほのまーまれーど。
オムクはひとざとをはなれて、たぶろーとなる。
生垣にほされたてぬぐいに、おおむらさきのたどりつく。
いきかえる精神の、ほほにかかる髪の。
さっしはひろがり、ひっしはこごめばなに、たむろする。
ごーどの失われたせいしんに、ひとまずは、ひるがえり。
アモンのしんでんに、ひとかどの、ヒドカイじん。
この有霊のおくみやに、ひとかげのこだまする。
さまく、うたげの、そらんじている、いどうしき。
あんどう、ごんどわな、いつくしみの、ひろしげの。
ほたてぶねが、港にはいる。
あもんしんは、さかづきになみなみと、いただきますと。
われらはすでに、めいかいに至るという。
しらず、その根源の、ほえーる姿。
ばりばりばり、いしきがやぶれ去る。

投稿者

岡山県

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