過去の自分へ
私は手紙を書く
ペンを取って芯の先まで染みこませるように
「お元気ですか」
ーーいや、違う
「大丈夫?」
ーーーそれも違う
ああ、なんて言い表せばいいのか分からない どうしたら君に届くのかな
説教したいわけじゃないんだ 心配も、、 それは何だか違う
、、、。どうしたら過去を清算できるのだろう
一人きりのこの部屋で 言葉を書き出していく
思い出はなつかしいようで 大半は苦くて。
どう表現したらいいのか 静かな問いをそうして何度も何度も聞き続ける
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