ぷちぷちぷち

ぷちぷちぷち

緩み切った心の切れ端を
びよーんびよーんと
両側から引っ張りながら
ふと振り返って見ると

…あら、こんなところに
手鞠花

手鞠というよりも
ぷちぷちぷち
そんな小さくカラフルな蕾の寄せ集めに
私の心もぷちぷちぷち

次第に
心の中で泡立つ気持ちは
まるで炭酸水の様相

さて乗るかそるか
澄んだ心の深淵に向かって

すーっと漕ぎ出す
オールに今こそ渾身の力を込めて
さあ進め、私の勇気たち

投稿者

福井県

コメント

  1. 額紫陽花は原種に留まり何も語らず咲いてて
    ここから画詩が生まれたことはすてきでした。
    逆に花が人工の造形物に思え再度見したけど
    ちゃんと咲いています。
    大昔から花は何百代よりも長く代々咲いてる
    令和の時代の嫌なことなんて、些細なことを
    くよくよしていても仕方ありませんね。
    それにしても淡いカラフルなタッチの作品と
    写真がとても似合っていて、愉しめました。

    掲載してくださりありがとうございました。

  2. 心の鼓

    漕げ! 漕げ!

  3. @足立らどみ様

    とても嬉しいご感想をいただき、
    感謝を申し上げます。
    この画詩を愉しんでいただけたことに
    大きな喜びを覚えました。

    このところ仕事で精神を削られっぱなしの毎日でしたが、いただいたコメントと共に自分の作品を再度見て、元気をいただいた思いがしております。
    本当にありがとうございました!

  4. @Boushy弟久藍さま

    力強いコメントをいただき
    ありがとうございます!
    明日からまた、漕いで漕いで、
    ブーストかけたいと思いました笑

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