ネオ・ガガ詩 #7(ジャンクアートとしての)

● 品名 炭酸飲料
● 原材料名 糖類(加糖ぶどう糖液糖、砂糖)/炭酸、カラメル色素、酸味料、香料、カフェイン
● 内容量 500ml
● 賞味期限 キャップに記載
● 保存方法 高温・直射日光をさけてください
● 灰色のコカコーラの嘆き

投稿者

大阪府

コメント

  1. 花巻まりかさんとの対話の中で「乾電池の裏の説明は詩か詩でないか」というような議論になり、そういえば以前そんなの書いたなーと思い出したので、ちょっと投稿してみました。さて、詩か詩でないか。

  2. @トノモトショウ
    さん 私はトノモトさんの詩については、私の頭が悪いせいで難しくてわからないと言っています。わかったらより楽しくなるだろう…。そして今回は…難しいですがちょっと読み解けるよう考えてみます。
    詩か、詩でないか問題は、「詩はなにか定義できないけれど、乾電池の裏の説明が詩の投稿サイトにあったら、乾電池の裏に書いてあったなと思うだけです」と確か書きました。
    でもなにやらこの詩には、灰色のなんとか、と付け加えてあるし?乾電池の話とは全く別ですね。
    とりあえず、前回の議論の内容をしらない方が誤解しそうな書き方だったので。

  3. これに似たの、20年ぐらい前に書いたことある。
    https://po-m.com/forum/showdoc.php?did=42644&filter=usr&from=listdoc.php%3Fstart%3D480%26hid%3D1401

    デュシャンの『泉』を持ち出すまでもなく、これ(それ)が「芸術であるか否か(詩であるか否か)」はさして問題ではなく、「これは芸術なのか(芸術とは何なのか)」という命題を受け手の中に生じさせる作用があること自体に意味があると思っています。

  4. 説明欄を熟読して知らない成分を調べてにやりとしたり、ゲシュタルト崩壊を体感したりするのが好きです。

    最後の記述でカートに入れます。

  5. @花巻まりか
    誤解を生むような書き方だったとしたら、言葉足らずですみません。で、確かに最後の一行でオレは「詩にしている」から議論の内容とは矛盾しているかもしれません。どちらかというと大覚さんのセブンスターの注意書きの方が「詩か詩でないか」に相応しいですね。

  6. @トノモトショウ
    さん たしかに。大覚アキラさんの作品は、そのまま書き写したものですね。私は前回のやり取りの際に乾電池の裏の説明書きを確認して、トノモトさんがいう乾電池の裏の詩を想像していました。それは、
    タイトルがあり、「幼児の手の届かない所に置くこと。万が一飲み込んだ場合は…」と数行の写し。
    なので、大覚さんの作品のような形式を読んだことがありませんでした。実際に見ると斬新だなーと。セブンスターにはこういうことが書いてあるんだなと。ふまえて、思うことは同じです。私には、詩とはなにか定義できない。セブンスターの箱に書いてあることが詩の投稿欄にあったら、セブンスターにはこういうことが書いてあるんだなと。
    トノモトさんが前回でも話していたのは、乾電池の裏の説明書きにポエジーを感じたなら詩でしょう、という話でした。本人がポエジーを感じたなら詩なのでしょうと思います。前回でも私が話していたのは、

  7. 誤読というものがあるのなら、詩ではないのでは?と。100人いたら100通りの読み方がある。セブンスターの箱の説明をいろんな読み方があるでしょうといわれたらそれまでです。それは、あくまで私にとって、詩とはなにかという話です。そして、詩の定義はそれぞれだと思うので、本人が詩だといえば詩、という結論になるのかな。

  8. 全く盛り上がらないですね。どこかで読んだけど、詩を書く才能?そんなもんあるか?とかも思う。ロマンチックな便所の落書きしてたい。詩の話をしたので終わります。

  9. 全部ぜんぶ詩だよねーと思っています。
    パッケージだろうが説明書だろうが般若心経だろうが、書き写しだろうが、「電車がまいります」だろうが、「布団のシミ」みたいに言葉や文字すら無かろうが、全てすべて。
    書いた本人が詩だと言うなら、もそうだし、読んだ本人も詩だと言うなら、ですね。みなさんのコメント面白かったです。

  10. 読み解けるよう考えてみましたが…やはりわかりませんでした。不感ですいません。たちばなさんのように何か感じるセンスがあったらもっと楽しくなっただろうと思いました。

  11. これは! 私もそっくりな詩を20年ほど前に書いています。もちろん詩です。

  12. @花巻まりか
    自分のスタンスとしては、わかる人にはわかればいいし、わからない人はわからなくていいと思って書いてるので、共感も拒絶も、賛同も否定も、それぞれの読み方で構わないし、それはセンス云々じゃなくて互いのチャンネルが合わないだけで、それはどうしようないことです。花巻さんのチャンネルに合うオレの詩もあるかもしれないし、ないかもしれない。ただ、「詩か詩でないか」を誰かが判断すべきじゃないかなーとも思います。オレが「これは詩じゃないです」と言ったところで、「詩として」読む人がいるなら、作者も読者も詩を定義できてないってことかもしれないです。まあ、それも厳密に言えばそれぞれの勝手な気もしますが。

  13. @大覚アキラ
    @たかぼ
    似たようなことを考えてしまう我々は、現状の詩の形式からの脱却をついつい目指すのでしょうか。それはもっとも詩から遠く、もっとも詩らしいという意味で、結局詩を定義するのは難しいですね。

  14. @トノモトショウ さん

    けっきょく、「(私にとって)詩とは、詩ではないもの以外のすべて」だと思うのです。

  15. 最後の
    灰色のコカコーラの嘆き
    が、お洒落。
    言葉フェチの私としては、説明書や学術論文は、ある意味詩の究極の完成形に思えてしまう。

  16. ネオ、なんですね。

    以前から、詩は、あらゆるところに存在している、と思っています。

    ● 灰色のコカコーラの嘆き
    赤色でも、カラメル色でも無く、灰色の、としたところが すてき。そして、嘆き。ああ、脱帽。

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