有明の望

風が吹く。
数年前とは違う風、私の背中を押すの。
そして私の髪の毛が揺れる度に新しい私が生まれるの。

叫んでる、喜びを。
叫んでる、喜びを。

有明の空も叫ぶ、青さを。高さを。
私の翼が黒から白へ。 空の青さが青から黒へ。

もう何も偽らなくて良いんだ。
青を偽った空が夜に。
黒を偽った私が本物に。

投稿者

東京都

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