月夜の海辺

窮屈な靴履いて
海へ入る
重い砂含んで歩く

ポケットに鉛が入ってるみたい
身体が支えられるか
わからない

まさぐってみたら
キャンディーが出てきた

僕は口に含んで
ころころと舌でころがしてみる

靴はまだそのまま

まさぐってみたら
キャンディーが出てきた

コロコロ コロコロ

慰めなんていらないよ

月の下
暗がりの中

旅してみても
1人には違いないさ 

投稿者

栃木県

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