寝てしまう
若い、免許取りたての頃
大阪まで、何かの用事があって
中国自動車道を、ひたすら東に走る
帰り、練習に運転することになる
最初は、あれこれアドバイス
やがて、皆眠ってしまう
単調な道を、西に向かう
そうして
私もアクセルを踏みながら寝てしまった
ふと、気付けば降りるインターの手前
ウインカーを出して高速から降りた
あれから30年、今でも不思議に思う
小一時間ほど、誰が運転していたのだろう
或いは、ここは何処なんだろうかと
若い、免許取りたての頃
大阪まで、何かの用事があって
中国自動車道を、ひたすら東に走る
帰り、練習に運転することになる
最初は、あれこれアドバイス
やがて、皆眠ってしまう
単調な道を、西に向かう
そうして
私もアクセルを踏みながら寝てしまった
ふと、気付けば降りるインターの手前
ウインカーを出して高速から降りた
あれから30年、今でも不思議に思う
小一時間ほど、誰が運転していたのだろう
或いは、ここは何処なんだろうかと
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コメント
若い頃、居眠り運転をしてしまった。多分、ほんの1、2秒の間。眠る前は、思考もおかしくなってて、ちょっとならいいか、みたいな。はっと目を開いたら大きなカーブで、対向車に大きなダンプ。肝冷やしました。
誰が運転してたのか、そもそも、アドバイスしてくれていた人たち、って本当にいたのでしょうか。
あやふやで不確かな自分という存在、もしくは不存在。いつまでもふわふわしていて。
@たけだたもつ 様
怖いお話しですね。
存在、自体も問われているような気もします。
あそこで死んでいて、ここは地獄とか。
コメント、ありがとうございます。