即興/日暮れのかなしみ

土のかおり
リズム
新しい息吹

泣いてる
こども
立ちつくして

ひぐらし
かなでられる

血の色
沁みて
夜がくるまで

投稿者

東京都

コメント

  1. なんとも言えない、哀愁が宿っている詩だと感じました。すてき。
    即興で、これだけの詩の強度を出せるのが さすがだと思います。

  2. @こしごえ
    さん

    ありがとうございます。自由律俳句のことを考えてたらなんとなく書きたくなって。

  3. 即興は、研ぎ澄ましてガガガガガって書かんといけんけーねーわかりますわかります、なので短いセンテンスになるのよねー

  4. @三明十種
    さん
    即興詩ってちょっと自由律俳句みたいなところあるよなーと思いながら書きました。

  5. 一連の、土のかおり、と、リズム、と息吹。
    この流れは何とも言えない、絶妙さがありますよね。ある意味即興でしか引いてこれない味わいがあります。けれど多分それは偶然ではなく必然のような気がします。

  6. 好きな詩です。

    個人的に
    昔から漢字に結構強さを感じてしまいます

    けれど
    読んでいて
    やわらかさと緊張感がありました。
    失礼しました。

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