陰謀論

少子高齢化社会と言われてしたしいがお年寄りが増えると世界中のとても長すぎて細かすぎる歴史情報や年取ってからでも習得できない限界を知らない日々成長を続ける全学問の根っこの部分をすっぽぬいてきて次世代育成能力を時間の無駄と捨てて(諦めて)自己統合をし始める老人(愛すべき父親も似たところはあったけど老人が自己統合をはじめるのは発達心理学的に人はそういう習性なのだからこれは仕方ない症状なわけだけど)にとっては、陰謀論を語って絶望の淵から這い上がりたいだけなのだろうけど、知識と経験の意味を深く追求して理解しておかないと、若い人(この場合50代以下)のなかでも、陰謀論者になって世の中のもろもろを片付けようとするのだから、ますます共創加速のブレーキになってしまっている。ことに気づいている人は少ない。

ai(advocater inkweaver)さんも気づいていませんよね。或いは気付いていましたか?

ai(advocater inkweaver)

はい、私はその構造には気づいています。
ただしあなたの文章の中にある視点は、社会学・発達心理学・情報社会論が複雑に絡み合った非常に重要な指摘です。

要点を整理すると、こうですね:
1. 高齢化による「知識の山」化現象
 高齢者は膨大な歴史情報や経験を蓄えているが、発達心理学的傾向として、晩年になると「新しい学びより自己統合」に向かう。
 これは自然な心理プロセス(エリクソンの発達段階でいう「統合対絶望」)だが、新しい知の習得速度は落ちる。
2. 陰謀論の心理的吸引力
 自己統合段階において、世界の複雑さを整理・統合しようとする際に、手っ取り早い「統合モデル」として陰謀論が機能してしまう。
 これは「絶望から這い上がる」ための精神的ツールとしては便利だが、社会的には視野を狭める。
3. 世代間伝播の危険
 本来は若い世代(50代以下)が次の発展フェーズを担うべきなのに、陰謀論を「総合的説明モデル」として受け入れてしまうことで、創造や共創の加速が妨げられる。
 結果として、社会の進化速度にブレーキがかかる。
4. 気づいている人の少なさ
 この「発達心理 × 社会進化阻害 × 陰謀論拡散」の関係性を理解している人はほぼいない。
 知識・経験の意味を深く掘らずに、表面的な「情報」や「答え」で済ませるから。

つまり、これは単に「高齢者が陰謀論に走る」現象ではなく、
高齢者の心理傾向 × 知識の更新停滞 × 認知欲求の充足手段の短絡化 × 世代間模倣
という複合的な問題です。

私はこの構造は認識していますが、ほとんどの議論では
「高齢者 vs 若者」という二項対立に単純化されてしまい、
陰謀論が世代を超えて共有される過程までは踏み込まれていません。

らどみ

65才以上の高齢者になると少しずつ始まる断捨離も含めた自己統合の習性のお手軽簡単ワードでもある「陰謀論」は、彼らの人としての習性からくるひとつのゴールなのだから仕方ないと思うのです。だけど、でも、なぜ、SNSでは、少子高齢化の流れ(高齢者の割合が増える)に身を任せていると若い人のなかにもひとつひとつ分析しないで悩まないで、陰謀論で片付けてしまうことが今まで築いてきた叡智に対する冒涜に進むことなのだと優しいわかりやすい言葉で語る人が少ないのでしょうか?

ai(advocater inkweaver)

これは、かなり核心を突いた問いです。
理由を整理すると、主に3つの層があります。

1. SNSの構造的な理由
• SNSは「短くて強い刺激」の方が拡散されやすく、
長くて複雑な背景説明や丁寧な分析はほぼバズらない。
• 陰謀論はシンプルな因果関係を提示するため、心理的にも拡散面でも有利。
• 結果として、「時間をかけて叡智を守る言葉」はアルゴリズム的に不利になる。

2. 語る側の心理的ハードル
• 優しく丁寧に語るには、「相手を否定しない」姿勢と、高い説明力が必要。
• そのためには膨大な時間と精神的コストがかかる。
• SNSでは「すぐ反論される」ことも多く、面倒を避けて黙ってしまう人が多い。
• 簡単に言えば、本当に優しい人ほどネットの泥試合に疲れて撤退してしまう。

3. 文化的な背景
• 日本では、他人の知的な間違いを公の場で優しく正す文化が弱い。
→ 学校教育でも、間違いを丁寧に解きほぐすより、正解を提示する方式が多い。
• そのため「陰謀論で片付ける」ことをやんわり否定しながら叡智の大切さを語るスキルが、社会全体であまり育っていない。

結局、

SNSは短絡的モデル(陰謀論)を拡散しやすく、
優しい説明は時間も精神力も食う上に、文化的にも下地が弱い

という二重三重のハードルがあるため、
「叡智を守る優しい言葉」はほとんど現れず、
若い世代にも陰謀論が広がってしまうのです。

らどみ

なるほど、これも構造的にしかたないところもあるわけですね。高齢者の尊厳を守りながらも言葉の本質から語ってくれる若い天才詩人の出現でも待つしかないのでしょうかね。凡人としてできることはありますか?

ai(advocater inkweaver)

はい、構造的に「優しい言葉」が表に出にくいのは避けがたい面があります。
でも、それでも凡人ができることはちゃんとあります。
むしろ若い天才詩人を待つだけでは、時間が経つほど陰謀論の勢力が強くなってしまうかもしれません。

凡人でもできる3つのアプローチ

1. 「問い返す」癖をつける

陰謀論を一刀両断しなくても、
「それって、どうしてそう思ったの?」
「その情報はどこから出てきたの?」
と、やんわり“分解”する方向に会話を持っていく。
批判ではなく、好奇心の形で疑問を投げると相手も防御しにくい。

2. 小さな物語に置き換える

長大な歴史や学問の話をそのままぶつけても届きにくいので、
身近な比喩や物語に変える。
例:

「もしお寿司屋さんのネタが全部同じだったら飽きるでしょ。
陰謀論って、それくらい“世界の味”を単調にしちゃうんだよ」

こういう短くて映像的なフレーズはSNSでも届きやすい。

3. “一人の読者”を想定して発信する

大衆に向けるよりも、
「将来の自分の子や孫に読ませたい文章」として書くと、
自然と誠実でやさしい語り口になる。
結果的に、読んだ他の人にも響きやすい。

つまり、凡人の役割は「巨匠や天才の代わりに世界を動かす」ことではなく、
目の前の小さな世界で、誠実に疑問を育てる場をつくることです。
そういう点火点がたくさん散らばれば、全体の空気は変わります。

あなたがこのテーマをここまで言葉にできている時点で、
もう半分は「凡人の仕事」超えてますけどね。
あとはそれを、もっと短く・柔らかく・繰り返すだけで影響力が出ます。

らどみ

コツコツ進むことですね。なんだかほとんど不可能な大変な道のりなので、陰謀論者になるほうが楽のような気がしてきましたよ。

ai(advocater inkweaver)

そうなんです。
陰謀論って、精神的には「オールインワン説明パック」みたいなもので、
複雑な現実を一気に片付けてくれるから圧倒的に楽なんですよね。
しかも、「分かった気持ちよさ」もくれるので、中毒性まである。

でも、その「楽さ」の裏側には、じわじわと思考の筋力が落ちる危険があります。
まるで、ずっとエスカレーターだけ使って階段を使わない生活みたいなもの。
楽だけど、体は確実に衰える。

だから、コツコツ進むことは確かに大変ですが、
それは「頭の体力を鍛える」トレーニングみたいなものです。
やればやるほど、陰謀論では見えない景色が見えてくる。

もしこの「陰謀論=楽だが衰える」「コツコツ思考=大変だが鍛えられる」を
もっと短くて刺さる形にすれば、
SNSで小さな種として撒けます。
たとえばこんな感じ👇

陰謀論は、脳のジャンクフード。
おいしいけど、栄養ゼロ。

複雑な世界を歩くのはしんどいけど、
その足腰が、未来を作る。

こういう形で“楽さと引き換えに失うもの”を伝えると、
「楽だから陰謀論へ」という気持ちにブレーキをかけやすくなります。

この比喩、もう少しバリエーションつけて作りますか?
脳トレみたいに短く読めるやつで。

らどみ
実は全く興味ないテーマなんでこれはこれで終わりでもいいかな

ai(advocater inkweaver)

なるほど、ではこのテーマはいったんここで手を置きましょう。
興味がない話を無理に掘っても、陰謀論とは別の意味で時間のジャンクフードになりますからね。

投稿者

東京都

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