再生

あまりにも重い
軽いと思っていた祖父のなきがら
人は亡くなると物体になる
こころは消える
映像として
音声として
誰かの脳内で再生される
その瞬間だけ
再び生きる

投稿者

広島県

コメント

  1. あのーあんまり連投されるとあなたの作品だけが並んで他の方の作品が流れてしまって場が荒れるので、今後自重してもらえると幸いです。

  2. すみません。気が回らなかったです。控えます

  3. これまでは脳内の再生で、そこには実体はないし、会話をしてもそれは結局は自分の想像の産物でしかありません。今後、AIが発達すれば、同じ思考、同じ音声を持つものと会話できるようになると思います。
    その時、人は、会えなくて寂しい、と思い続けるのか。
    自分自身もそうです。自分のこれまでの記憶や思考を引き継いだクローンが登場したら死は本当にあるのか。
    この詩を読んで、存在、とはいったい何なのか、いろいろと考えさせられました。

  4. たもつさん、ありがとうございます。実際、私は祖父も父もそうですが臨終後持ち上げる機会がありました。その時の人間の物体感が不思議でした。私はAI否定派ですのでやはり会えないことは寂しいと思います。

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