一人残された部屋の中で

チクタク 
    チクタク  チクタク 
  チクタク    
 
     時計の針は今日も規則正しく眠る 

静寂に包まれた部屋の中 ただだた役割を果たすように無心に動いていた 

      独り言をつぶやく 

何の意味もなく空気になって溶けていった   それを拾う者はどこにもいない 

        私と時計 

  二人だけの世界がそこに存在していた 

時計は何も言わない じっと私をみつめているのだろうか 私は一体どこをみているのだろうか 

   そう思いながら物思いにふけ、アラームの鳴る音を聞いた

投稿者

愛知県

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