詩を書く

詩を書く
 
ふだん詩を書かない私は
小さく生きてきたからか
大きなこと言いたかった

詩を読み書きする必要もないほど
威張り散らして人影で冷や汗かいて
部屋でドラマをみて涙をながしたり
ジムでパンプアップすれば良いのに

山に登って新しい風を感じたかった
生きるためのルール化した単純作業
いつまで経っても昇格もしない日常
精神ばかりが深化してしまう沈黙

出来上がった商品と日々の生活を
はっきりと区別したいだけのことを
「詩」と称して ここに 置く
 
 

投稿者

東京都

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