道
一通の手紙の
懐かしさが
心の扉をたたき
開いた扉の向こうは
故郷へ通じる
道
帰郷の
憧れを誘い
遠く離れても
まだ故郷があると
考える自分に驚き
時に突き当たり
膝をつき
時に途絶えて
途方に暮れた
遥かな昨日は
ここへと続き
今を導いて
遠い明日も辿り
あふれた望郷の
一瞬の眩しさに
目を細めた向こうへ
道
夏草の香り
額を汗がつたい
乾いたのどに
蝉が鳴いていた。
一通の手紙の
懐かしさが
心の扉をたたき
開いた扉の向こうは
故郷へ通じる
道
帰郷の
憧れを誘い
遠く離れても
まだ故郷があると
考える自分に驚き
時に突き当たり
膝をつき
時に途絶えて
途方に暮れた
遥かな昨日は
ここへと続き
今を導いて
遠い明日も辿り
あふれた望郷の
一瞬の眩しさに
目を細めた向こうへ
道
夏草の香り
額を汗がつたい
乾いたのどに
蝉が鳴いていた。
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