例えば
自分にしか書けない小説があったとして
それを自分自身のために書いたとして
読んだ誰かを傷つけたりしないだろうか
書ききったことで私の止まった時間が進むとして
逆に誰かの足をとめてしまわないだろうか
同じように苦しんでいる人の力になれればなんて傲慢で
自分のために言葉を残している
わざとらしくインターネットに公開して
当事者同士でさえ同じ苦しみなんてないことを
よく知っているから
また口をつぐんでしまうのだ
生きるのにも死ぬのにも金が要る
自己嫌悪は逃げることさえ許してくれないから
リセットボタンはどこかへいってしまった
どうしたって選ばなかった選択肢のことを考え続けるから
コメント
この作者はコメントへの返信しない派?な方なのか
詳しくは知らないのですけど、とても好きな詩作で、
なぜどこがというと内面と言葉の架け橋を意識して
言葉を選んでいる姿勢が好きな詩作の仕方でした。
ただ、内面の深い言葉を求める気持ちがすでにあり、
自分以外との橋渡しを言葉で言語化する愉しみ、柔らかさ
、作品のなかに外との風景や人のしぐさを一緒に書くと、
もっと生きている実感が伝わってくると思いました。
詩作は小説と違ってシチュエーションをわかりやすく書く
ことは、詩人ならばともかくなかなかうまくいかないもの。
それでも心と外部とのつながりをもっと丁寧に渡さないと
それが私には難しいので、偉そうな感想と感じましたら、
心外だととらえられたら、ぜんせん違うのですけど、
こんな一般論的なコメントしないほうが雉も鳴かなきゃ
撃たれまいと呟いていられるのですが、鳴いておきます。
わかりやすく、第一印象を書いてしまいますと、
ネット詩を速読する癖があるで、ごめんなさい。
思考から出した文章で好印象なのに、入ってこない。
生きている質感が薄い感じがする。
もっと、散歩していたときの小さな発見、
通勤通学時の人との関わり、
お店に入ったときの店員のしぐさ、
夜道の怖さ、
自然の豊かさについて書いてほしいかな
日常生活を書けば詩になるわけでは全くないのですけど
大切にしたい心からそれでも外にそっと手を差し伸べたい
気持ちの言葉の書ける人なのだろうになぁと
ネット詩歴だけは誰よりも長いだけのネット詩オタクの
独り言です。ごめんね
@足立らどみ 様
コメントありがとうございます。勉強になります。
私の書き方はどちらかというとストレス発散に近いため、
お見込みいただいたような印象を受けるのかもしれません。
いつか、日常生活を描けるようになれたらいいなあと思います。
@のと。
ダメ元のコメントでしたが返信いただいた。嬉しいです。
日常生活を書けば詩になるわけでは全くないのですけど
大切にしたい心からそれでも外にそっと手を差し伸べたい
気持ちの言葉の書ける人なのだろうになぁと思ってました。