気づいたらいつも嫌われ者(悩み多き感情たちの詩 その1)

怒りんぼくんは何故だかいっつも みんなの嫌われ者でした
ほんの小さな出来事にも すぐに怒りを爆発させ
どんなに宥めてもすかしても
歯止めが利かなくなってしまうため
寄らず触らず 
みんな 怒りんぼくんと関わりたくなかったのです

なので怒りんぼくんは いっつもひとりぼっち
本当は陰でひっそり泣いていたりもするのですが
もちろん そんなことは誰も知りません

時々 淋しがり屋くんがそばへ寄っていっては
そっと寄り添ってくれたりもするのだけれど
何が気に入らないんだか
急に不機嫌になっては怒って 
あっち行け!近寄るな!と
蹴散らしてしまいます

怒りんぼくんのそばに寄っていく者は
誰ひとりいなくなってしまいました

あっちの方では みんなが楽しそうに笑って
缶蹴りをして遊んでいます

嫌われたくってそうしているわけじゃないんだけど
持って生まれた性格だから どうしようもないじゃない
ふん ガキでもあるまいし 缶蹴りなんか
内心は仲間に入れてほしいと思ってるくせに

だから怒りんぼくんは
何故だかいっつも みんなの嫌われ者
何故だかいっつも ひとりぼっち

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どうも、久しぶりにお邪魔させていただきました(#^^#)

投稿者

東京都

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