107

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誰かの想い出が
この星に喰われようとしているのを
懐かしい心持ちで眺めていた

やがてわたしの想い出も
呆れるほど長い時間をかけて
この星の営みの一部となるのだろう

思い込みも思い上がりも届かない
はるかな未来の昼下がりに

投稿者

東京都

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