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誰かの想い出が
この星に喰われようとしているのを
懐かしい心持ちで眺めていた

やがてわたしの想い出も
呆れるほど長い時間をかけて
この星の営みの一部となるのだろう

思い込みも思い上がりも届かない
はるかな未来の昼下がりに

投稿者

東京都

コメント

  1. こんなふうに、この星に喰われていくのもいいかな、と思いました。この星は、そんな営みの集積で出来上がっているのかもしれない。…想い出の星、郷愁の星。

  2. とても素敵な世界観ですね。
    『東京幻想作品集』という本があったのを思い出しました。

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