ピイピイチュルチュル
「 ピイピイチュルチュル」
軒をつたう長雨の音が
ふるさとへと流れてゆく
もう二度と戻らないと約束のあの山に
雲雀は今も鳴いているだろうか
都会に憧れピイピイと
夢を広げてチュルチュルと
青い心に高く高く舞っていたあの頃
帰りたい 帰れない
雨だれに濡れながら
老いた雲雀が泣いている
流れる「時」にさまよう
ピイピイチュルチュル
褪せたブルーの街角で
忘れられた傘のように
差す宛てもなく濡れている
「 ピイピイチュルチュル」
軒をつたう長雨の音が
ふるさとへと流れてゆく
もう二度と戻らないと約束のあの山に
雲雀は今も鳴いているだろうか
都会に憧れピイピイと
夢を広げてチュルチュルと
青い心に高く高く舞っていたあの頃
帰りたい 帰れない
雨だれに濡れながら
老いた雲雀が泣いている
流れる「時」にさまよう
ピイピイチュルチュル
褪せたブルーの街角で
忘れられた傘のように
差す宛てもなく濡れている
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