青空

六畳一間では ずっと換気がされておらず
時間が腐って沈殿している。
俺が微動だにしないことをいいことに
血漿にまで溶け込んでいる。
近い将来、
部屋の外まで異臭が漏れて、
慌てて回りだすのだろう。
今日は晴天、日曜日。
様子を見に来た死臭法師がだれともなしにつぶやいた。

投稿者

埼玉県

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