ランドセル

平滑な灰白に、
伸張する赤い文字。
ゼロと記号化された名前。

次へ。

乾き荒れ立つ淡褐色に、
黒い鉛の粉の圧。
躊躇いのない円の中心に、
踊る高解像度のホログラム。

気配すら幽閉する、
ランドセル。

投稿者

コメント

  1. ぎゅっ、と凝縮されたイメージが、解放されるのを待っているような。そんな気がしました。

  2. そのように感じていただけたなら嬉しいです。

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