21世紀の精神病者の詩

大人しく真面目で、大人が決めた決まり事を固く信じ、また守り
誰一人にも愛されることなく、また非行行為もせずに
欲はなく、ただブラブラと羊のように毎日を生き
大した発想力も才能もなく、でくの体を持て余し
希望なく救いなく、かと言って、死ぬ勇気もなく
もう誰から見てもさっさと死ねば良いのに、まだ生きている
友はなく、ひたすら無学で、無教養
一日一回の射精と、AVを観、綺麗なお姉さんが汚れるのを見て
ヨシナサイ、ハシタナイからと一人笑みを浮かべ
小汚い品性と芸風で、いつか成功と報われる日を夢見ている