晦日の陽

世間の片隅で
名も知られずに
白い花は俯いている
 
無関心な人々の足音が
雑然と通り過ぎていく傍らに
ポツンと取り残され
 
静かに咲くだけのことが
辛くなって。
 
大晦日の陽は
おごそかに差し込み
萎れた花弁に滲みあふれ
花は顔をあげて
 
明日を見つめる

投稿者

愛知県

コメント

  1. こんにちは。拝読させていただきましてコメントを失礼いたします。
    落莫とした情景の浮かぶようで、どこかその表現から丸味(まろみ)が
    伝わってきます。
    特に四連目と最終連で心をつかまれて♡を押しました。作者の「白い
    花」へ注がれるエールの様な眼差しを感じました。

  2. @リリー さん、コメントありがとうございます。
    「白い花」には(自分の中では)色々なWEBサイトに掲載される詩の姿が重なっています。
    読む読まれないにかかわらず、在るがままに存在し…

    新しい年にも、いろんな詩たちとの出会いが続きますように^^

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