発光

元旦にツルハシを持って
凍った湖に穴を開けて
裸になって飛び込んで
腎臓が悲鳴を上げて
驚いたティンカーベルが
つららが見えずに
飛ぶための羽を
氷の先で切り落とした
猫は言葉を喋らないはずなのに
あんたのせいだと言った
俺は多分当たっているなと
真っ白な太陽を眺めて
あの太陽にも聞こえないように
一体何の為の黒点なんだよと
口の中でサウンドが出ない様にして
発光するから
正確な数を数えられないと
神経が壊死したまま
綺麗な水面を
眺めていた

投稿者

東京都

コメント

  1. 清らかな絶望を感じました。
    ノイジーでありながらも水底のように静謐、それがかみるさんの詩に対する私の勝手なイメージです。
    今年もよろしくお願いします。

  2. @たけだたもつ
    ありがとうございます。今年も宜しくお願いします。

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