信号待ち

しまむらの洋服が
陽だまりの中
不揃いの音符をつくる
子供は心理学者だから
今日の歌に夢中で
命の退屈を知らない
瞬きの騒めきが
街を春に染めると
風時計は町工場から
迷子になって
信号待ちの花びらを
一瞬の肖像画にする
先生
今日はお休みします

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コメント

  1. 一足早い春の香りが、お作品から伝わってきました。「街を春に染めると」から先の後半の部分がいいですね。「肖像画」のところまで。そして、ラストの二行も。

  2. こんにちは。 長谷川様と同様の想いで読ませて頂きました。ラストの二行がとても心地よく。

  3. 「しまむらの~」で既に「ああ…(感嘆)」となりました。
    ウィンドウに飾られた春の粧に、ひだまりのメロディー
    小さな命たちのお散歩
    とてもきらめいて、ふわり春めいて
    はあ、と傾れ込みそうです。

  4. こどもの表現がリアルなのに詩的でグッときました。信号待ちに桜の花びらが舞うその一瞬の刹那がありますね。最後の集約が信号待ちの心に重なるようでとても深く感じ入りました。

  5. @長谷川 忍
    長谷川忍さん、コメントありがとうございます。長らく留守にしていたので、ゆっくりと皆様に返信させていただきます。
    こちらはもうすっかり春です。それでも朝はひんやりとしているのでコートを着て出勤するのですが、帰りは暑くてたまりません。そろそろ桜も見られるかな。

  6. @風太郎
    風太郎さん、コメントありがとうございます。お礼が遅くなってすいません。春を前にして大寝坊してしまった感じです。

  7. @kフウ
    kフウさん、コメントありがとうございます。しまむら、なんか好きなんですよねー。歩いてすぐ近くにあるから、とても親近感があります。マネキンもすっかり春の装いです。

  8. @ザイチ
    ザイチさん、コメントありがとうございます。お礼が遅くなってすいません。
    いつも留まって、何かを待っている気がします。

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