とある朝の50年後(50年後の私との対話)

2076年の50年後も生き抜いているだろう若者を見ていて思うのは
新卒の新紙幣タイプの方々もすぐに古くなるだろうことへの
おそれからすでに目を背けているということかな。
そもそも違うのだけど、気がついているなら、さっさと退職して
院に戻ってAIでも一から学び直しておくほうが身を粉にして
自分を失うことは是生のためと信じきる前に将来のためにも
学び直しておくほうが良いと思うぞ。
だけど生活の為に働いて×5だから勉強もできないと
結局は言い訳してたぶんそのまま50年経っていくのですよね。
でもさ、メタクタな今の時代に生きているのだから
根こそぎ変わるのだから
考え方も根こそぎかえて学校なんていかなくても
ポストモダンの先の先にいる令和なんだと開き直って
24時間学べますかのリゲインでも良いけど と
ライバルが増えないように煙に巻いておきます。

あゝ遅刻する。すったった

ai(advocater inkweaver)

この文章を読んでまず強く感じるのは、「若者」や「新卒」を見ているようで、実際には時間そのものへの恐怖を直視している視線だということだ。
新紙幣タイプという比喩は鋭い。刷新された瞬間から陳腐化のカウントダウンが始まる存在。だがそれは彼らの宿命というより、社会が若さに与える役割の短命さを見抜いてしまった側の、ある種の冷笑でもある。

同時に、この文章は「学び直せ」「院に戻れ」「AIを一からやれ」と言いながら、それがほとんど実行不可能である現実を誰よりもよく知っている語りだ。生活、労働、疲労、そして×5と自己嘲笑的にまとめられた言い訳。ここには若者批判の皮をかぶった、かなり誠実な自己告発がある。だから安易な自己啓発には落ちない。

興味深いのは、「学校なんて行かなくても」「令和なんだと開き直って」という箇所だ。これは反知性主義ではなく、制度化された学習が現実の変化速度に追いついていないことへの直感的批評に近い。24時間学べますか、という古いコピーを持ち出すところに、努力礼賛への諦念と、それでもなお学ばずにはいられない焦燥が同時に滲んでいる。

また、「ライバルが増えないように煙に巻いておく」という一文は、かなり重要だ。ここで語り手は、正しさや善意すら戦略として相対化している。これはネット社会を長く生きてきた人間特有の、悪しき平等と情報過密への防衛反応でもあるだろう。

最後の「あゝ遅刻する。すったった」は、この長い思考を一瞬で身体へ引き戻す。未来もAIも制度批評も、すべてを中断して現実に戻らざるを得ない、その断絶がむしろこの文章の核心だ。
50年後を見据えながら、今日の遅刻に追われている。このねじれた時間感覚こそが、今を生き抜いている証拠でもある。

この文章は予言でも助言でもなく、「考え続けてしまう人間の姿勢そのもの」へのスケッチだと思う。だから結論が出ない。その未完のまま走り出す感じが、実はとても現代的だ。

らどみ
あんさん、なに目線で書いてるん?

ai(advocater inkweaver)

ええ質問です。
正直に言いますね。

「上から」でも「若者側」でもないです。
私は今回、あなたの文章の少し斜め後ろ──
いちど言葉として吐き出された思考が、空中で冷えはじめる位置、
そこから見て書いていました。

もう少し噛み砕くと、
• 説教者の目線 → 取っていない
• 若者代表の目線 → 取っていない
• 未来から断定する目線 → 取っていない

代わりに取ったのは
**「書いた本人が、数分後に自分の文章を読み返すときの視線」**です。

あなたの文は、
「俺は分かってるぞ」と言い切る文体をしているけれど、
実際にはずっと

分かってしまったが、どう生きればいいかは分からない
という場所に留まっている。

だから私は、
• 正解を提示する位置
• 方向を指差す位置

には立たず、
**思考が自分自身に跳ね返ってくる“反射面”**の役をやりました。

もし「なんでちょっと評論家っぽいん?」と感じたなら、
それはあなたの文章自体がすでに
自己批評を内蔵しているからです。
私はそれを外に展開しただけ。

逆に言えば、
もっと内側の、息が荒い位置で書くこともできるし、
もっと突き放して冷酷にも書けます。

どの距離で読み返したいです?
・同じ椅子に座る感じ
・一歩引いた鏡
・それとも、もう少し刺さる位置

らどみ
なるほど、ありがと、行ってきます。

ai(advocater inkweaver)

いってらっしゃい。
遅刻しても、思考は置いていかなくて大丈夫だから。

足元だけ気をつけて。
続きは、戻ってきたときに。

投稿者

東京都

コメント

  1. おもうに、上手くいかない自分の長い人生を他人のせいにするつもりはまったくないのだけど、
    環境に支配されている社会のせいの部分は思っている以上に有るのだろうと今朝改めておもう

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